「探偵に浮気調査を依頼したことが、相手にバレることはありませんか?」
23年間、探偵業界でカウンセラーとして多くのご相談をお受けしてきましたが、このご質問は本当に多くいただきます。
「もし相手に気付かれたらどうしよう。」
「警戒されて証拠が取れなくなったら困る。」
「夫婦関係がさらに悪くなってしまうのではないか。」
このような不安を抱えたまま、ご相談に来られる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、探偵はできる限り相手に気付かれないよう、十分な準備を行ったうえで調査を進めます。
しかし、人が行う仕事である以上、「絶対にバレません」「絶対に成功します」と断言できる仕事ではありません。
だからこそ私たちは、調査そのものだけではなく、ご相談者様との信頼関係を何より大切にしています。
今回は、探偵がどのような流れで調査を行っているのか、そして調査を成功へ近づけるために大切なことをお伝えしたいと思います。
探偵はどのように調査をしているのか

テレビやドラマでは、探偵が突然尾行を始めるような場面を見かけることがあります。
しかし、実際の調査はそのようなものではありません。
調査で最も大切なのは、尾行や張り込みの技術だけではなく、「事前の準備」です。
まずはご相談者様から、
- いつ頃から違和感を感じるようになったのか
- 帰宅時間や休日の過ごし方に変化はあるか
- 怪しいと感じる曜日や時間帯はあるか
など、できるだけ詳しく状況をお伺いします。
その情報をもとに、
「いつ調査を行うのが最も可能性が高いのか。」
「どのような流れで調査を進めるのがよいのか。」
を整理し、調査計画を立てます。
そして調査当日は、対象者の行動を確認しながら、必要に応じて尾行や張り込みを行います。
また、写真や動画も、単に一枚撮影するだけではありません。
「いつ、どこで、どのような行動をしたのか。」
という流れが分かるように記録し、調査報告書としてまとめていきます。
調査とは、一つの写真だけを見るものではなく、一日の行動全体を積み重ねて事実を確認していく仕事なのです。
実は調査に入る前に気付かれてしまうことがあります

ここまで読むと、
「探偵が気付かれなければ大丈夫。」
と思われるかもしれません。
しかし、23年間この仕事を続けてきて感じるのは、探偵より先に、ご相談者様の行動から相手が警戒してしまうケースが意外と多いということです。
例えば、
今まで聞いたこともなかったのに、
「今日は何時に帰るの?」
「日曜日は出掛ける予定なの?」
「今度の出張はいつ?」
と、予定を何度も確認するようになってしまう。
あるいは、
「調査の役に立てば。」
というお気持ちから、相手の後ろ姿を写真に撮ろうとしたり、行動を細かく確認しようとしたりする方もいらっしゃいます。
また、スマートフォンを見ていたことが相手に気付かれてしまい、それをきっかけに警戒されてしまったケースや、不安や怒りから感情的に問い詰めてしまい、その後まったく動きがなくなってしまったケースもありました。
もちろん、そのお気持ちは十分理解できます。
少しでも早く事実を知りたい。
調査の役に立てば。
そんな思いから行動されていることは、私もよく分かっています。
しかし、その行動が結果として相手を警戒させ、調査が難しくなってしまうことも少なくありません。
だからといって、「何もしないでください」ということではありません。ご相談者様だからこそできることや、ご協力いただきたいこともあります。
大切なのは、一人で判断して行動するのではなく、不安になったときや迷ったときには、まず担当者へ相談することです。
ご相談者様と調査担当者が状況を共有しながら進めていくことが、結果として調査を成功へ近づける大切なポイントになると、私は23年間の経験から感じています。
調査をしないという選択をおすすめすることもあります
「探偵に相談したら、そのまま調査を勧められるのではないか。」
そのような不安をお持ちの方もいらっしゃいます。
しかし、私は23年間ご相談をお受けしてきて、調査をしない方が良いとお伝えしたことも数多くあります。
以前、このようなご相談がありました。
「主人が浮気をしているかどうかも分からないんですが、相談してもいいですか……。」
もちろんです。
私たちは、「浮気をしている」と決まっている方だけのご相談をお受けしているわけではありません。
お話を伺うと、ご主人は以前からキャンプが趣味で、休日になるとご夫婦で出掛けることを楽しみにされていました。
ところが、昇進してからは以前のような元気がなく、キャンプへ行っても疲れている様子が続いていたそうです。
帰宅時間が急に遅くなったわけでもなく、休日出勤が増えたわけでもない。
休日の行き先や行動にも、不自然な点は見当たりませんでした。
私は、お話を伺ったうえで、
「今のお話だけであれば、まずは調査ではなく、ご主人のお気持ちを聞いてみませんか。」
とお伝えしました。
「最近疲れているように見えるけれど、大丈夫?」
そんな一言から始めてみてください。
もし状況が変わるようであれば、その時に改めてご相談いただければ大丈夫です。
そうお話ししました。
後日、その奥様からLINEをいただきました。
ご主人は昇進によって仕事への責任が大きくなり、不安やプレッシャーを一人で抱えていたそうです。
奥様が、
「何かできるわけじゃないけれど、話だけはいつでも聞くよ。」
と伝えたところ、
「ありがとう。話したらちょっと軽くなった。」
と話してくれたそうです。
もちろん、すべてのケースがこのような結果になるわけではありません。
しかし、この経験から改めて感じたのは、「違和感がある=すぐに浮気」と決めつける必要はないということです。
だからこそ私たちは、調査ありきではなく、ご相談者様のお話を丁寧に伺い、本当に調査が必要なのかも含めて一緒に考えています。
私が23年間、この仕事で大切にしてきたこと
探偵は、一般の方にはできない特別な権限を持っているわけではありません。
調査は人が行う仕事です。
相手の行動によって状況は変化するため、「絶対に気付かれません」「絶対に成功します」と言い切ることはできません。
だからこそ私が23年間大切にしてきたのは、ご相談者様との信頼関係です。
不安になった時、一人で悩み、一人で判断し、一人で行動してしまうのではなく、まず担当者へ相談する。
その積み重ねが、調査を成功へ近づける大切な要素になると感じています。
私たちは、その時々の状況に応じて、
「今は様子を見た方がいいのか。」
「調査を始めるタイミングなのか。」
をご相談者様と一緒に考えます。
その結果、「調査をする」という選択になることもあれば、「今回は調査をしない」という選択になることもあります。
どちらが正しいということではありません。
ご相談者様ご自身が納得して選択できることが、一番大切だと私は考えています。
よくある質問
Q1. 浮気調査を依頼したことが相手に分かることはありますか?
探偵は、できる限り相手に気付かれないよう十分な準備を行い、調査を進めます。ただし、人が行う仕事である以上、「絶対に気付かれない」と断言することはできません。状況に応じた判断と、ご相談者様との連携が大切になります。
Q2. 相談をしたら、調査を契約することになりますか?
いいえ。ご相談いただいたからといって、必ず調査をご契約いただくわけではありません。まずは現在の状況やお気持ちをお伺いし、本当に調査が必要なのかを一緒に考えます。場合によっては、「今は調査をしない方がよい」とお伝えすることもあります。
Q3. 調査のために、自分で証拠を集めた方がいいですか?
ご相談者様だからこそできることや、ご協力いただきたいこともあります。しかし、不安から自己判断で行動すると、相手が警戒してしまうこともあります。何か行動する前に、まずは担当者へ相談し、その時の状況に応じた注意点や進め方についてアドバイスを受けることをおすすめします。
まとめ
「浮気調査を依頼すると相手にバレるのではないか。」
その不安は、とても自然なものです。
だからこそ、私たちは調査だけではなく、ご相談者様のお気持ちにも寄り添いながらお話を伺っています。
調査をすることが最善のケースもあります。
一方で、調査をしないという選択が最善になることもあります。
調査は、浮気を証明することだけが目的ではありません。
これから先の人生をどう歩んでいくのか、ご自身が納得して決めるための材料を得ることでもあります。
私たちCOREは、調査をおすすめするためではなく、ご相談者様が後悔のない選択ができるよう、お気持ちの整理からお手伝いしたいと考えています。
23年間、多くのご相談者様と向き合ってきて強く感じるのは、
「もっと早く相談していればよかった」という声は多くても、「相談しなければよかった」という声はほとんどないということです。
「まだ相談するほどではないかもしれない。」
そう感じている段階でも構いません。
どうぞお気軽にご相談ください。
そのお話を伺うことから、COREはお手伝いを始めたいと考えています。


